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slickrun’s diary

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それでも走るか?! 117 雷のふしぎ

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                【雷】

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 昨晩は、一時的に強い雨が降っていました。
 雷を伴い、雷鳴が轟き渡っていました。

 つい先日も鳴っていました。
 夏に多いイメージの雷。
 5月って、雷の季節ではないような。
 ちょっと調べてみました。

発生の仕組み
 
雷を起こす雷雲。
 まず、雲が出来る時は、上昇気流が起こっています。
 雲の成分である水滴は吹き上げられて上空で冷やされ氷の粒となって重くなり、下に落ちてきます。
 この、“吹き上げられる水滴”と“下に落ちる氷の粒”が摩擦し合って静電気が溜まっていきます。
 このとき、雷雲の上の方には+(プラス)の静電気、下にはー(マイナス)の静電気が溜まっています。
 下に溜まっているマイナスの電気に吸い寄せられ、地表にプラスの電気が溜まってきます。
 電流はプラスからマイナスへ流れます。
 電子はマイナスからプラスへ流れます。
 電子の流れである雷は、マイナスからプラス。
 つまり上空にある雲から地表めがけて放電される(落ちる)ということになります。
 因みに、地表に落ちるのは“対地放電”。
 雲の中や、雲と雲の間で発生する放電を“雲放電”といいます。

季節と時間帯
 
放電数は8月が最も多く、12月から2月の100倍です。
 夏は日本の広い範囲で発生しますが、冬は日本海沿岸での発生が多いそうです。
 日本海側の雷でいうと、夏は午後から夕方にかけての発生が多いのに対し、冬は昼夜を問わず発生するそうです。

 電気として利用できないの?
 
雷の電圧(電気を流そうとする圧力)は1億ボルト。家のコンセントに流れる電圧(100ボルトの場合)の100万倍ということになります。
 非常に大きなエネルギーであり、すぐに光や音、熱エネルギーに変わってしまうため、現在の技術では溜めることができません。

 これから夏にかけて、突然の雷雨が起こりやすくなります。
 夕方のランニングは、空の開けた場所よりも、逃げ込める建物のあるコース取りをしたほうが良いかもしれませんね。

参考URL:

雷のしくみ - こんなところにもでんき!|中部電力

気象庁|雷検知数の季節的特徴

カミナリは電気と同じ? | 中国電力

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