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slickrun’s diary

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それでも走るか?!208 スローモーションで、宙を舞う感覚

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          【接触事故】

 ロードバイクで事故ったことがあります。

 数年前の夏。日曜日の午前10時頃。

 いつもはお台場方面ですが、その日は、気分を変えて横浜方面に向かいました。

 車の通りは少なく、走りやすい。

 前後に車はおらず、暑くなってきたせいか、人もあまり歩いていない。

 ほぼ無風の中、車道左隅を30kmで巡航。

 片側一車線になる、鶴見のあたりに差しかかったとき。

 左にスッと黒い影が見えた瞬間。

 体が軽くなり、スローモーションで、宙を舞っている感覚。
 灰色の風景がゆっくり後方に流れた後、叩きつけられました。

 右腕の、方から指の先までの感覚が無かったので、恐る恐る見てみると、腕は付いています。
 首を捻ったらしく、頭が傾いたまま動かせない。

 周囲を見渡すと、後方にママチャリと、脚を押さえて唸っている中年の男性が。
 「大丈夫ですか」と声を掛けても、唸っているだけ。

 暫くして、パトカーと、救急車が2台。

 事故が起きた状況としては、ママチャリの男性が道路を横切ろうとして、私と接触した模様。
 どう考えても、信号のない道路を横切ろうとしていた方に落ち度があったと思いますが。
 警官曰く「あなたは悪くないんだけど、道交法上はお互いに落ち度があったことになっちゃうから」と。

 何故か私の自転車だけ、パシャパシャ写真を撮られています。

 事故の原因は、道路沿いの“のぼり旗”。
 “のぼり旗”の真横から車道に出ようとしていたママチャリの男性も私も、お互いの存在を確認できず。
 “のぼり旗”を所有する不動産屋も、警察の事情聴取を受け、視界を遮るように立てかけられた旗が原因、ということになりました。

 ママチャリ男性と連絡先の交換を済ませ、自力で帰れるので、と救急車に乗ることを辞退し、解散となりました。

 腿と腕の痛みに耐えながら帰路につく途中、愛用のサングラスが無くなっていることに気づきました。

 それにしても、普段は車の往来が激しい国道、後ろから車が来ていれば、轢かれてたと思います。
 歩道を横切ろうとしているママチャリは、全く見えませんでした。
 自分としては、防ぎようがあったのか?

 腑に落ちなかったのは、道路を横切ろうとした行為は、あまり問題になっていない様子だったこと。
 なんか、納得のいかない出来事でした。

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