それでも走るか? 399 兆候に気づいたら、誘ってみよう
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【「うつ病」とランニング】
「うつ病」で病院に通っている友人がいます。
自分にできることといえば、話を聞いてあげることくらい。
友人の症状は、自立神経失調による睡眠障害と過食。
睡眠については、睡眠導入剤を使って何とかしのいでいますが、目下の悩みは過食。
「過食性障害」と呼ばれるもので、空腹でなくても食べる衝動がおさえられず、食べてしまう症状です。
本人は、美味しいと思って食べているわけではないと言います。
そして、食べた後はいつも罪悪感に襲われています。
徐々に増加していく体重を見て、罪悪感により自分を責め、さらに「うつ病」を悪化させ、過食に走って罪悪感・・・負のループです。
セロトニンの不足が「うつ病」症状の原因になるといわれています。
運動、特に一定のリズムを刻む運動は、セロトニンの分泌を促します。
気楽に、簡単にできるリズム運動といえばランニング。
着替えて家のドアを開けたらすぐに始められるし。最も始めやすいスポーツだと思います。
ランニングが習慣化すれば、「過食性障害」による体重増加を抑えられるし。
とはいえ、重くなった身体でいきなりランニングは、やっぱりハードルが高い。
ましてや、うつ状態で落ちてるときにランニングなんか、なおさら・・・。
悪化する前に気づいて、運動習慣をつけさせていれば、と後悔しています。
友人や家族、同僚に「うつ病」の兆候を感じたら、多少強引にでも手軽に始められそうな運動に誘ってみるべきです。
ストレスがたまりがちな毎日。
当然、自分だって、いつ「うつ病」になってもおかしくない。
セロトニンの分泌をうながすランニング。
欠かせない習慣といえます。