それでも走るか?!215 大切なのは 諦めないこと
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【実話に基づいた話】
ランニング後のストレッチ中に観ていて、面白かった映画の話。
2018年に公開された『サリュート7』。
ソ連の宇宙ステーション『ミール』が打ち上げられる前に飛んでいた、サリュート7号事故の映画です。
機能を停止し、地上からの遠隔操作に反応しなくなった宇宙ステーションの機能回復に尽力するストーリー。
実話に基づき脚色された映画。
観る前は、あまり期待していなかったのですが。
実話に基づく宇宙での事故映画としては、『アポロ13号』より個人的には楽しめた気がします。
宇宙空間の描写が『アポロ13号』よりリアル。
船外活動シーンや水の表現など、細かいところが丁寧に創られている印象です。
登場人物一人一人の感情も、丁寧に表現されていて。
意外だったのは、当時の宇宙食といえばチューブ入りと思っていたんですが、普通の缶詰を食べていたり。
厳格な社会主義国なのに、地上での決定を待たず、独断で行動したり。
当時は米ソ冷戦の真っ只中。
アメリカのスペースシャトル・チャレンジャー号が回収に向かうという情報に対し、撃墜を決定する上層部が、いかにもソ連らしい。
人命よりも機密漏洩を重視するソ連を描いた映画としては、『K19』を思い出しました。
オチがシンプルで、冷静に考えるとドラマチックではないのですが。
最後まで諦めちゃいけない、という大切なことを教わった気がします。