それでも走るか? 305 徒労に終わった貴重な時間
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【医療費控除】
会社が肩代わり処理してくれる年末調整や、ふるさと納税を簡単に申告できるワンストップ特例のおかげで、面倒な確定申告から開放されているのがサラリーマンです。
それでも、還付を期待し確定申告をする気にさせるのが『医療費控除』。
「必ず返ってきます」「申告しなきゃ損」などの文字を目にします。
昨年は家族の領収証をしっかり保管していたので、”今回の確定申告ではしっかり取り返してやろう”と半日潰して取り組みました。
そして、算出された還付金の少なさに、愕然としました。。。
せっかくの作業だったので申告書は提出しましたが、大量の領収証を5年間保管しなきゃならない。
まったく割にあいません。
面倒な作業を終えた数日後、この本を見つけました。
なんとなく知っているつもりの知識が、はっきりしたという感じ。
『医療費控除』についても、載っていました。
金額を積み上げてみなければわからないのですが、ひとつの目安になるのが『源泉徴収税額』。
この『源泉徴収額』以上のお金が戻ってくることはあり得ないわけで、この欄が0円であれば、いくら必死に領収証を積み上げたところで1円にもなりません。
あくまでも、ひとつの目安です。
源泉徴収税額が10万円になっていても、上限が10万円ってこと。
必ず10万円返ってくるわけではありません。
2017年から『セルフメディケーション税制』も施行されています。
『医療費控除』『セルフメディケーション税制』、どちらか一方しか選択できないけど、金額は合計比較してみなきゃわからないので、両方の領収証を積み上げてみる。
ますます増えるムダな作業。
『医療費控除』。
費用対効果は、意外なほど小さい。
手間ばかり掛かって、ほとんど無益な作業。
でも、税金を学ばなきゃという、きっかけにはなったかな・・・。
※参考:医療費を支払ったとき(医療費控除)|国税庁 (nta.go.jp)