【過失割合】
久しぶりの、平日夕方のランニング。
人通りの多い街中。
歩道、車道を使い分けて走ります。
マナーの悪い、危険な自転車も多い。
歩道を猛スピードで疾走する自転車。
暗くなってもライトを点けない自転車。
そして、もうひとつの危険な自転車は、高齢者の自転車。
自転車通行帯がある車道に並行した、歩行者がたくさん通る歩道での出来事です。
歩道を走っていると、歩行者の後ろから現れた自転車が、ゆらゆら蛇行し、こちらに向かってきます。
あれ?どこ見てんだろう。
こちらの存在に気づくのが、明らかに遅い。
避けて道端で足を止めても、向かってくるおじいさんの自転車。
やっと気づいてブレーキをつかみましたが、キーキー音が鳴るばかり。
ブレーキをかける腕、肘が前に出ています。
子供がよくやる仕草。
握力が足りないため、腕全体で力をかけようとしています。
ブレーキ劣化が原因か、非力さが原因か。
こちらの足に軽く当たりましたが、ケガは無し。
むしろ、自転車が止まる時によろけて落車しないか、そちらの方が心配でした。
現場を離れランニングを再開し、ふと頭をよぎったのですが、もし彼が転倒しケガしたら、やっぱり自分は罪を問われるんでしょうか。
高齢者の場合は、大怪我になる可能性が高いし。
ちょっと調べてみたら、歩道上では自転車がほぼ100%過失となるようですが、自転車の走行に危険が及ぶ行為をした場合は、若干、過失割合が変わってくるようです。
普通に歩いているのではなく、ランニングをしていた、となると・・・
今回のように、足を止めて隅に寄っていたとしても、状況を証明できなければ不利かも。
理不尽ですが、これが現実。
ランニングは、無用なトラブルを避け、ストレス溜めずに自由に走れる早朝・深夜がよさそうですね。