それでも走るか? 546 国立科学博物館『特別展 毒』に行ってきました
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やってしまった。
昨日の晩は、飲みすぎてしまった。
酒は、少量だったら“百薬の長”なんて言うけれど。
酔っ払ったら少量なんかで済むわけない。
酒なんて、“毒”でしかない。
私にとっては、もっとも身近な毒。
あ~あ、頭いたい・・・
展示物
気になった展示物をいくつか紹介します。
ハブの攻撃時の頭部巨大化模型
会場に入ってすぐの場所にあります。
いきなりのインパクトでした。
イラガの幼虫を100倍にした模型
身を守るために毒をもつ生き物の例。
毒がなくても、このグロさでは触る気起きません。
コモドオオトカゲ強力な毒を持つことが判明したのは最近だそうです。
クラゲ類ホルマリン浸けの標本は、やっぱり模型よりも説得力あります。
キノコ類毒といえばキノコですよ。
赤カビ病菌とアフラトキシンの生産菌
試験管に入って、ガラスを介しているとはいえ、目をそらしたくなる迫力があります。
チューブワーム毒をエネルギーに変える生物の例。
江戸時代人女性復顔像
白粉化粧を施した女性像。
今にもこちらを向きそうなリアルさ。
本題から多少ずれいている気もしますが、江戸当時と現代の照明の違いを体験するという展示物で、不気味さはダントツでした。
身近なところで
チョコレートやブドウ、ニンニク、ピーナッツなど。
人間に無害、有益でもイヌやネコなどのペットにとっては有害な食品が紹介されていました。
危ない状態のジャガイモ。
さすがに、ここまで放置したことはないなぁ。
感想
読み応え、観応えのある、なかなか内容の濃い展覧会でした。
会場をひととおり観てまわると、地球上は“毒”だらけ、ということがよくわかります。
では、生きていくためには、どのように毒と付き合うべきなのか・・・ちゃんと終章で解説されていました。
全体的に、標本や模型よりも説明書きのパネルが多い印象です。
なかなか進まない、人の列。
長い文章を読んでから観るから、余計に時間がかかります。
休日よりも平日、開館直後など少しでも空いていそうな時間帯を狙うことをお勧めします。