それでも走るか? 335 押してもダメなら引いてみる
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【「レディ プレイヤー ワン」という映画】
2018年に公開され、CGのガンダムが出てくる映画として少し話題になっていたので気になっていましたが、結局、ロードショーでは観なかった映画。
Amazonプライムにクレジットされ、思い出したかのように早速観てみました。
(Amazonプライムで『レディ プレイヤー ワン』を観る)
いろいろな映画のエッセンスがいっぱい詰まった映画です。
主人公(ウェイド)は両親を亡くし、叔母の家に身を寄せていますが、住んでいるのが環境汚染や政治の機能不全で居住を余儀なくされたスラム街。
この未来のスラム街というのが、個人的にはこのスラム街の雰囲気、ブレードランナーを連想させました。
バック・トゥ・ザ・フューチャーのデロリアンなど、スピルバーグ自身の作品だけでなく、金田のバイク(AKIRA)やメカゴジラ、ガンダムなど、日本出身キャラの登場も嬉しいところ。
そして、ツワモノばかりが必死に取り組んでも全然攻略できないゲーム。
真っ向からゲームに取り組むのではなく、見方の角度を変えてみる、俯瞰してみる、押してもダメなら引いてみる。
必死になりすぎると、どんどん視界が狭くなって前しか見なくなる、という教えのような。
そして、製作者の気持ちを知ることが攻略の鍵だったというオチ。
確かに、ゲームには製作者の考え方、クセみたいなものが色濃く反映されるわけだから、考え方の傾向を知ることが早期攻略に繋がったりするのかもしれません(まあ、チームで作っているから極端に反映されない気もしますが)。
ヴァーチャルの世界と、現実世界の両方で戦うストーリーは、キアヌ・リーブス主演の「マトリックス」を思い出させました。
VRが当たり前となれば、現在のリモートワークも進化して、アバター同士で仕事するのが当たり前になるのかも知れませんね。
だから、リアル世界ですれ違っても、全然気づかない。
先日、勤務先近くのレストランで、マスクを外した見知らぬ人に声を掛けられました。
聞き覚えのある声なんだけど、マスクありきで顔を憶えているから、顔と名前が一致しない・・・。
同じような感じなのかな。
続編(レディ・プレイヤー2)のあらすじが発表されているようだし、今後も楽しみな映画です。