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slickrun’s diary

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それでも走るか?!205 スーパーカーというよりは、むしろデコトラ

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    【まるで車のような自転車】

 先日、ロードバイクに乗りながら、ふと思い出しました。

 従兄弟の家にあった自転車。

 私が目にしたその自転車は、ホコリを被って錆びついてはいましたが、幼い自分には、その存在がキラキラ輝いて見えました。
 その自転車が活躍したのは、ちょうどスーパーカーブームの頃でした。

 スーパーカー自転車

 おぼろげな記憶をたどってみると・・・、 

 当時のスーパーカーのウリであったリトラクタブルライト(隠しライト)を装備した、スーパーカーのオーナー気分にさせてくれる自転車でした。

 リトラクタブルライトは3段階で、スモールライトが点くようになってました。
 変速ギアは、リアのみの5段。
 トップチューブにシフトレバーがついており、車のATシフトを真似た造りになっています。
 ハンドルはロードバイクのようなドロップハンドルになっていて。
 なぜか、後ろにはちゃんと荷台がありました。

 ウリはライトなのに、点けるとダイナモの抵抗が増して、ますます漕ぐのがキツくなる。
 ライト2つ分の発電をしなきゃなので、普通の自転車よりキツイ。

 パーツがゴテゴテ付いていたのと、錆びついたフレームから察するにアルミやステンレスなんか使っていない筈。
 やたらと重かった記憶があります。

 スーパーカー(スポーツカー)に似せた自転車なのに、鉄則であるはずの軽量化を全く無視した造り。

 むしろ、自転車版デコトラ(デコレーショントラック)と言ったほうが良いくらい。
 でも、存在感は凄かった。

 決して安くなかったであろう自転車。
 あんな自転車が街中走ってたんだから、豊かな良い時代だったんでしょうねぇ。

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