それでも走るか?! 242 ツッコミどころ満載で、面白い映画
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【「海底軍艦」という映画】
ストレッチしながら観るなら、あまりテンポが早くない映画が良いです。
Amazonプライムで観ました。
独自のテンポで進んでいく映画。
ムウ帝国という架空の大国が、世界の国を相手に宣戦布告。
ムウ帝国の技術力には、まったく敵わず。
無人島に籠もり、地下で連合軍をやっつけるべく軍艦を造っている、潜水艦で、尖端にドリルが付いてて、空を飛ぶこともできる、とんでもない軍艦。
その軍艦を造っている第二次世界大戦の生き残り軍人達を説得して・・・、という流れ。
出ている俳優さん、知らない人ばっかり。
ようやく見つけた知ってる人。昨年亡くなった高島忠夫さんがめちゃくちゃ若い。
いろいろツッコミどころ満載で、面白い映画。
敵が滑稽で、全然憎めない。
映画のテンポが、なんかおかしい。
敵に捕まるのを待っているかのようなタイミングや、大げさなリアクション。
変な間があったり。BGMが不自然だったり。
でも、なんか、味があるんですよねぇ。
それにしても、
あの時代、“異物”は全て排除すべき敵でした。
ウルトラマンが良い例。
突然、正体不明の大国が現れて、攻めて来る、という映画を、今の“86世代”が創るとしたら、何とかして対話に持ち込んで共存を図ろうとするストーリーになる気がします。
いまだ戦後を引きずっている。
私のまだ幼かった頃、親に連れられ銀座を歩いていると、片腕を失った老人が道端で物乞いをしていました。
興味が湧いて、じっと見ていると、親に怒られた記憶があります。
戦時の辛い記憶を引きずりながら、活気に満ち溢れ、幸せに向かって突っ走っていた時代の映画。
いま観ると新鮮です。
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