それでも走るか? 334 不安だからこそ、知識をつけよう
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【「今だから知りたい ワクチンの科学」という本】
高齢者コロナウイルスのワクチン接種が始まり、そろそろ一ヶ月。
ワクチン普及が現実に感じられるようになり、以前の生活に戻れそうな兆しが見えてきました。
10年ほど前に読んだ本、書籍名も著者名も忘れましたが、しきりにワクチン注射の危険性を説いていました。
賛否あるワクチン。
今回の新型コロナワクチンは、特に開発期間の短さから不安視する声が多いですね。
そこで、ワクチンに関する本を改めて読んでみたわけです。
この本は、新型コロナワクチンに特化しているわけではなく、ワクチン全般を説いた本です。
私たちは生まれてから沢山のワクチンを打ってきていることがわかります。
昔はワクチンといえば覚束ないところはあったけど、開発者の努力によってどんどん良くなっている、安全性は高くなっている、とか。
集団免疫閾値を上げるためにも、できるだけ多くの人が接種を受けるべきである、とか。
ワクチンが身体に及ぼす影響や、効果のプロセス、メリデメなどが理解できます。
著者の中西貴之さん曰く、
「わかりやすい本を書くと往々にして『著者の知識はこの程度か』とバカにされるものですが、それを覚悟でわかりやすく書きました」
とのこと。
見開き1センテンスごとにまとまっていて、少しずつ読むには便利です。
左ページは文章、右ページには図解。
この図解説明が、少しクセがあって面白いのです。
見やすくて、文章も理解しやすい本だと思います。
インフルエンザの予防摂取は、毎年の定期イベントになっています。
今後も新種のウイルスは増え続け、その都度新たなワクチンが開発され続けるでしょう。
今後もお世話になり続けるワクチン。
新型コロナウイルスの蔓延するこのタイミングは、ワクチンに関する正しい知識を得る、良い機会ではないでしょうか。
一読、オススめです。