それでも走るか?!226 一言で表現するなら、“特殊”な映画
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【ギルティという映画】
ランニング後、ストレッチしながら鑑賞。
2018年に公開されたサスペンス・スリラー映画。
THE GUILTY(ギルティ)。
評価が高かったので、気になっていました。
1時間32分、最初から最後まで時間が繋がっていて、ずっと同じ場所。
視覚的な動きは、ほとんど無し。
主役の顔が写りっぱなし。
展開は、“音”“声”で判断するので、音声をそのまま聴き取れればよかったんでしょうけど、デンマーク語なので全く分からず。字幕を必死に追います。
訳あって緊急ダイヤル(日本の110番)のオペレータ業務に就く、主役のアスガー。
真っ直ぐな性格が災い(?)して、オペレータ業務の枠を超えて事件に絡んでいく。
判断材料は、レシーバーから聴こえる音と声。
想像力を膨らませ、手段が限られた中で事件解決に尽力する。
私ならここまでやらないのになぁ、と思いながら、昔担務していたコールセンター業務を思い出したりして、最初から最後までワクワクしっぱなしでした。
現場で起こっている事件が、問題を抱えているアスガー自身の心理を変えていく。
制作にお金がかかって無さそうですが、それでも知恵を出せばこれだけ面白い映画が作れるんだな、と妙に関心してしまいます。
後味は良く、また同じようなタイプの映画を観てみたい、とも思いました。
オススめです。