それでも走るか?! 179 怪しい秘密兵器
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【ハイピッチ】
この前、久しぶりのロングライドで、少年の頃を思い出していました。
小学生の頃でしたでしょうか。
塾に行く時や、友達と遊ぶ時など、少年には自転車が必需品でした。
自転車を早く漕げることが、仲間から一目置かれる要素だったりもしました。
私は、仲間の注目を集めるために、小遣いをはたいて『ハイピッチ』という秘密兵器を買いました。
スポークに取り付ける、単なる重りです。
遠心力で速くなる、という代物。
長距離を止まらず走り続けるのなら効果はあったかもしれませんが、街中なのでゴー&ストップの繰り返し。
冷静に考えれば分かることなんですけど、漕ぎ始めが重い。
非力な小学生には、苦行でした。
そして、止まりにくい。
結局、一目置かれることはおろか、いつもビリケツとなり笑いものに。。。
元に戻そうと外そうとしましたが、ビスを締めすぎたせいか、なかなか外せなかった記憶があります。
数年後、自転車の買い替えとともに『ハイピッチ』ともさようなら。
まあ、足腰のトレーニングにはなったでしょう。
当時、少年誌の最後の見開きページなどに、通信販売の広告が載っていました。
毎回、商品は殆ど変わらず代わり映えのしない内容にもかかわらず、ワクワクしながら見ていた記憶があります。
そこで『ハイピッチ』を見つけたわけですが。
キャッシュレス決済などという言葉は無かった時代。
支払方法は、現金書留か切手だった気がします(銀行振込もあったのかな?)。
現金書留は、郵送料が高いし大げさな気がして、切手で買いました。
何の保証もなくて、危ない買い方だなぁ。
今ではありえない方法ですね。
ネット検索したら、『ハイピッチ』という商品名ではないですが、同じようなモノはまだ売られているようです。
話のネタに、付けて走ってみてはどうでしょう。