それでも走るか? 347 “変化”についていく努力
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【変化の良し悪し】
職場に、変化をひどく嫌う社員がいました。
新しい政策、考え方にケチをつけまくる社員。
新たな提案を“良くしていこう”、というダメ出しではなく、“無くしてしまえ”が目的のダメ出し。
2013年にオックスフォード大学の准教授が発表した論文により、“AIが人の仕事を奪い、職がなくってしまう」という考え方が広がり、騒ぎになっていました。
その後、いくつかの指摘がなされ、その盛り上がりも収束。
AIがもたらす“変化”は、AIにとって代わられる仕事があるのと同時に、新たな仕事が生まれるのです。
“変化”には不安があることは事実ですが、新たな何かを生むのも事実です。
その昔、仕事で一人前になるために先輩の誘いを受けるのは当たり前でした。
毎晩のように飲みに付き合わされ、愚痴を聞かされ、飲みなくない酒を無理やり飲まされる。
管理職が、気に入らない部下を公の場で怒鳴りつけたり、露骨にいじめたり。
今では即パワハラ扱いです。
その昔、運動中の水分補給はタブーでした。
炎天下、延々と走らされるのは当たり前。
気分が悪くなるのは気合が入っていない証拠だと、また怒られ。
今では、こまめな水分補給、体調管理は常識です。
これらは、それまでの常識を改め、変化により好転した良い例だと思います。
昨今、働き方も変わりつつあり、年功序列社会では当たり前だったメンバーシップ型からジョブ型への移行が始まっています。
ついていけなければ、取り残されます。
「歳とると、頭が固くなって物覚えが悪くなって、新しいことにはついて行けないんだよねぇ。」
確かに10代、20代に比べるとそうかもしれない。
でも、これも言い訳のような気がします。
まずは、自分自身の固定観念を“変化”させるところから、ですね。