それでも走るか? 531 いつかは、化石に・・・
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【化石ハンター展】
上野の国立科学博物館「特別展 化石ハンター展」を観てきました。
骨を一本一本組み上げて作られた、巨大な化石標本。
興味を惹かれるのは、小さい化石より、大きな化石。
ひときわ注目を集めていました。
パラケラテリウムゾウ類に次ぐ史上最大級の陸上哺乳類。
細長い顔が特徴的な、体長15mのクジラの頭部。
プロトケラトプス成長過程を追ったかのように、頭部が並べられていました。
キロテリウムユーラシア大陸に生息していたサイの仲間。
チベットケサイ
本展覧会の看板出品物。
隣には生体復元モデルも飾られていました。
広大な砂漠から化石の眠るポイントを選び掘り起こす、という作業を考えると気が遠くなります。
後半では、発掘作業の状況が写真で紹介されていました。
一線に連なる何十頭ものラクダ。
井戸を掘って飲水を確保。
現地住人から、羊の肉を買って食料を確保。
多額の費用と多大な労力が費やされていたのがわかります。
化石を見ていて思いました。
いま飼っている犬がいつか、化石になって誰かに掘り起こされるときがくるかもしれない。
犬だけでなく、周囲にいる動物たち全てが、そして、自分の骨が。
地球の、長い一生と比べれば、自分の一生なんてほんの一瞬。
なんか、大きなロマンを感じてしまいます。
http://特別展「化石ハンター展~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~」2022年7月16日(土)~10月10日(月・祝)|国立科学博物館(東京・上野公園) (exhn.jp)