【集中力】
3月に入り、年度末。職場も慌ただしくなってきました。
片づけなきゃならない仕事が山積。
でも”脇目も振らず一心不乱”には、なかなか取り組めないもの。
職場では、電話や話しかけられることも多くて、なかなか集中力を保てません。
集中し1人作業に取り組む時間を意識的に作る必要があります。
そもそも集中力って、何?
周囲の音が聞こえなくなったり、周囲のことが気にならなくなる状態。この状態は"フロー状態”と呼ばています。
話しかけられても気づかない状態。集中ばかりしていると人間関係に歪みができそうな気がします。高い集中力を身につけて「あいつは集中していると何も耳に入らなくなるヤツなんだ」と思わせておけばいいのかも。
どのように集中力を高めるか?
最近だと瞑想から集中状態を作っていく、という方法もあるみたいですが、そもそも脳が健康な状態でなければいけません。
・充分な睡眠:脳は睡眠中も休止せず働いていますが、身体と脳は密接な関係。身体が疲れたままでは脳にも悪影響を及ぼします。
・充分な栄養:脳の活動に必要なのはブドウ糖。米など、糖分を含んだ食物を摂ることは、脳の活動に有効です。
環境も大切です。
会議室に籠もる、ノイズキャンセリングヘッドフォンで周囲の音をシャットアウトする、など。自分に影響を及ぼす可能性のある要素を排除するということですね。
敢えてカフェなどに移動し、雑音の中に身を置くことも効果的です。もちろん知り合いの来なそうなカフェを選ぶべきですが。
メダル獲得を狙うオリンピック選手
得点を争うスポーツ競技は高い集中力が求められます。
オリンピックメダリストともなると、集中力を捉える“視点”が変わってきます。元男子ハンマー投げの室伏広治さん曰く、
『本気で全力を出し切ることを実践して初めて、集中力が身につくのです。単純な動作でも全力で取り組むことができるようになると、集中力が高まり、今まで気づかなかったことに気づけるようになります。そこに初めて完全に調和した「ゾーン」というものが現れるのです。』
よく聞かれる「ゾーン」。集中力が究極に高まっている状態。
やみくもに練習するのではなく、正しい方法で行われているか、常に自分自身を見つめ直し継続する。
気分を落ち着かせるための呼吸法を取り入れる。
そうして身につけた技法により全力を出し切ることで集中力を身につける、ということでしょうか。
たくさんの仕事をかかえ、集中しなきゃと思っている時に限って気持ちが散乱してしまうものです。
そんな時こそ、ひと呼吸おけるような心の余裕、持っていたいものです。