それでも走るか?!㉒ 【必読】”ポッチャリお腹”の特効薬?!『お腹やせの科学』という本
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【腹をへこませる】
腹回りがふくよかになった友人が私に、
「腹を凹ませたいが、毎日腹筋をやっているのに効果がない。やっぱり、お前みたいに走らなきゃだめか?」
と聞いてきました。
私は、定期的にランニングすることで体型を維持できている、と思っていました。
しかし、本当にそうなのでしょうか。
いろいろ調べていて参考になったのがこの本です。
【お腹やせの科学(松井薫 著)】
一般的に行われている腹筋運動は、両足を固定し、両手で首を抱え込むようにして上体を起すというものです。このやり方では足や首の筋力トレーニングにはなるものの、鍛えたい腹筋群へのピンポイントの負荷がかかりません。
私も毎日、腹筋運動(クランチ)を行っているますが、腹筋を鍛える直接的な効果は出ていないということでしょうか。
『基礎代謝』という言葉があえります。体内の脂肪を燃やしてエネルギーに変える基礎的な生体反応を意味しますが、この基礎代謝で消費されるエネルギー量は、1日の全エネルギー消費量の60%~70%にもなるのです。
日常生活に関わる『基礎代謝』量を増やすことの方がスリムな体型の実現に繋がる、ということになります。
この『基礎代謝』量の大部分を担っているのが、筋肉そのもの、だそうです。腹を凹ませるためには、痩せるためには筋肉が必要、ということですね。
筋トレを行うと、筋肉に熱が生まれます。その熱の量が脂肪を燃やしてくれるわけですが、このとき脳下垂体から成功ホルモンが放出されています。この成長ホルモンには、脂肪を分解して燃焼しやすくしたり、筋肉や皮膚組織の再生を促す働きがあります。つまり、筋トレで成長ホルモンを分泌させてからのほうが有酸素運動による脂肪燃焼効果がはるかに高まるのです。
ランニングなど有酸素運動の前に筋トレを行うと、効果が高まる。順番が逆になると良くない、と書かれています。
走るという行為は、おしりや太ももなど、体の中でも大きな部類の筋肉を動かすこと。
私の場合は主に走ることで脂肪は燃焼していますが、継続的に走ることで大きくなった足回りの筋肉が、日常生活の中でも使われ、基礎代謝を増やすことに繋がっていた、ということなのかもしれません。
この本では『お腹やせ』を目的とした、自宅でできる簡単なさまざまなトレーニング方法を紹介しています。
男性だけでなく女性にも参考になる内容だと思いました。