それでも走るか?!168 足が外れず転倒? ビンディングシューズ
【ビンディングシューズ】
久しぶりにコケました。
自転車で、脚を着けずにそのままバタン。
しかも、乗ったばかりで漕ぎ出す前です。
ビンディングの調整がキツすぎたようです。
そばを歩いていた人に、変な目で見られました。
傍らから見ていると、異様な光景だと思います。
ビンディングシューズ
スノボのボードやスキー板を足に固定するのと同じように、ロードバイクやマウンテンバイクは、ペダルにシューズを固定します。
これは、引き足を使えるようにするため。
私たちは、自転車に乗ると、ペダルは回すのではなく踏み込んで前に進んでいます
これって、脚の筋肉を全て使えていなく、効率的とは言えません。
踏み込む時に使う筋肉は大腿四頭筋、太ももの前の筋肉です。
引き上げる時に使う筋肉はハムストリングス、太ももの裏側の筋肉。
使う部位が異なるので、疲れが分散される、ということです。
ビンディングシューズを使ってペダルを固定し、脚を引き上げながら走るのは、ランニングする感覚に似ているかも知れません。
ペダルは“回す”もの
瞬発力を得るためには、踏み込む力が必要ですが、実はコレ、脚が太くなる原因となります。
スリムな体型を目指すダイエットには逆効果。
ツール・ド・フランス等、ロードバイクで長距離を走る自転車競技の選手は、皆、脚が細いです。
これは、長距離を走るために、ギアを軽くしペダルの回転数を上げて(ケイデンスを上げて)いるから。
ペダルを正しく“回す”のは、結構難しいものです。実は脚を“回す”動作は難しく、初めは三角形を意識してペダルを動かしていくと、感覚がつかめていくと思います。
腿上げの要領で、ペダルに乗せていた脚を意識的に引き上げるだけでも、踏み込む負担が軽くなり、早く楽に漕げている気がします。
ママチャリに乗ったときでも、試してみてください。