【防刃手袋】
京王線の事件があってから、鉄道会社が防犯訓練しているニュースを観かけるようになりました。
走行中の車内で狂人と居合わせた場合は、しばらくは自分で身を守るしかない。
自分の身を守れるものを持っているに越したことはありません。
ネット検索すると、ポリカーボネートで出来たバインダーや防刃手袋などが見つかります。
ポリカーボネートとは、車のヘッドランプや戦闘機のキャノピー等に使われている耐久性に優れた素材。
突かれたら、カバンで防ぐとしても、カバンを押さえた手が無防備です。
とっさに刃を掴んでしまうかもしれないし。
まずは、手袋かな。
耐切創レベル5の手袋。
なんだか、強そう。
1,000円しないのか・・・意外に安いな。
さっそくネットで注文。
届いて、まず試したのは、切れるかどうか。
念のため、まな板の上に手袋を置いて。
カッターを取り出して。
普通のダンボールを裁断するくらいの力で、滑らせてみます。
滑らせ方が軽いのか? 切れていません。
新品だから、無意識に力を抜いてしまったかな。。。
もっと強く滑らせろって?
商品の耐久性検証記事ではないので、しません。
手に装着してやってみろって?
そんな勇気、ありません。
手に着けてみます。
販売店のサイトには、材質は“高強度のポリエチレン繊維”と記載されています。
少しゴワゴワしているかな。
あまり伸びない感じです。
表面と裏面、いずれもザラツイている感じは無し。
着け心地は悪くありません。
あまりゴワついて硬いと作業しにくいので、ギリギリの柔軟性を保っているのでしょうけど。
刃物から手を守るツールとして、こんなに柔らかくて大丈夫かと心配になります。
もし、相手が刃物を振りかざしてきたら・・・
とっさに掴んだ刃物を離さないように相当強く掴んでしまうのではないか、と思います。
強く掴んだその刃物を、思い切り強く引き抜かれたら・・・
あぁ、考えただけで気分が悪くなります。。。