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slickrun’s diary

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それでも走るか? 552 たまには、ゆっくり

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     【さくらトラム】

都内に住んでいながら、ほとんど縁がなかった都電荒川線

先日、雑司が谷に行く用事があり、良い機会なので乗ってみることにしました。

同僚曰く、時間に余裕を持って出た方が良い、と。
ネットで時刻表を調べてみると、「この間、6~7分間隔です」の記載。
なんてアバウトなんだろう。

都電荒川線、通称「さくらトラム」。
「ちんちん電車」と呼ばれていたこともある、と聞きました。
走り出す時、運転手が「ちんちん」と鳴らすベルの音がその名前の由来だとか。
ちょっと抵抗を感じる、呼び名です。

都営三田線「西巣鴨」駅を降り、「新庚申塚」駅へ。
駅の造りに、ちょっとした違和感が・・・ズレてる?

上りと下り(←という表現でよいのか疑問)のホームが対面していません。
全駅確認したわけではありませんが、互いのホームが数十メートルほどズレています。これについては、ネットで調べても答えはわからず。

小高いホームには10人以上並んでいました。
平日の昼間なのに、これだけ需要があるものなのか。
ガラガラであることを想像していたため、少し面食らいました。
利用者が多いからか、なかなか来ないからか。
運転間隔、6~7分じゃなかったの?

私が並んでから4分ほど経つと、満員の電車が入ってきました。
後方から、もう1両近づいてきます。
まるで、ラッシュ時間帯のバス状態。
1両目は満員。
迷わず、次の電車に乗ることにしました。
案の定、2両目はガラガラでした。

入り口でカードをタッチ。
ここは、バスと一緒です。

「チンチン」という音とともに走り出した、と思いきや減速。
赤信号です。
なるほど。軌道上だけど道路の一部なので、道路の信号に従うわけですね。
すぐ隣にはトラック、乗用車。
バスの窓からの風景と一緒です。

交差点を抜けると車窓の景色が一転。
スレスレを建物が通り過ぎていきます。
歩道がなく、建物はすぐ側。
眼の前を洗濯物が通り過ぎていきます。
視線を落とすと、枕木と軌道。
このへんは、電車感覚です。

信号で止まるたびにエンジン音なくシーンと静まり返るのも、何だか不思議。
道路が空いていても、交通の流れに乗せることなく妙にノロい感覚も不思議。
せっかちな自分には、新鮮な感覚。

電車と徒歩のほうがずっと早い行程を、ゆっくり移動する、というのも、たまには良いものです。
たまには、ですけど・・・。

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