それでも走るか?!229 困った時は助けてくれる、筈・・・
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【コロナ禍の社会保障】
友人が失業しました。
コロナ禍の影響。
何か協力出来ることはないか、と思い、社会保障について調べてみました。
(ブログの本流から外れるのですが・・・)
そもそも社会保障とは
『社会保険』『社会福祉』『公的扶助』『公衆衛生』の“4つの柱”から成り立つ公的支援制度。
日本国憲法第25条1項「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」、2項「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない」を実現化するための制度と言えます。
コロナ失業で利用可能な社会保障
失業給付
まずは再就職までの収入確保。
条件は「離職日前に雇用保険の加入期間が12ヶ月以上ある」こと。
今回の場合は会社都合なので、約1ヶ月後から失業給付金(失業手当)を受け取ることができます。
最寄りの公共職業安定所(ハローワーク)で手続することになります。
未払賃金立替払
友人の事例には当てはまりませんが、未払いの給料がある場合は労働基準監督署などを通じ、2万円以上の未払賃金の80%が立替え払いを受けることができます。
生活福祉資金貸付
<総合支援資金>
2人以上世帯は月20万円まで。単身世帯は月15万円まで。
貸付期間は原則として3ヶ月。保証人不要、無利子で借りれます。
<緊急小口資金等の特例貸付>
最大20万円を無利子で借りれます。
国民年金・国民健康保険料の減免
新型コロナの影響で減少した所得に合わせ、国民年金や健康保険料、介護保険料が減免(または全額免除)されます。
国民年金は最寄りの国民年金担当窓口、年金事務所にて。
国民健康保険は市区町村の健康保険担当課にて、介護保険は市区町村の介護保険担当課での手続となります。
納税の猶予
新型コロナの影響2020年2月以降の任意の期間に仕事の収入が前年同時期と比べ概ね20%以上減少しており、一括納税が困難な場合は適用可能です。
最寄りの税務署での手続となります。
コロナ禍で休業したり倒産したりニュースで見ているうちは、遠い世界の話にも思えていました。
身近な人が失業したことで、現実感が増します。
明日は我が身かもしれません・・・。
参考サイト:厚生労働省|厚生労働省生活支援特設ホームページ
参考書籍:「最新版 図解 「届け出」だけでお金がもらえる制度一覧」