>

slickrun’s diary

美味しく食べる、呑むための、健康維持やランニングetc.のネタを配信します

それでも走るか?!⑫ 伊豆大島 三原山火口トレッキング

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

    【ラン二ングのつもりが・・・】

 今回も“たまには場所を変えて”ということで、伊豆大島に行ってきました。

 三原山の火口は一見の価値がある、と聞いていたので、東海汽船で東京ー大島往復4,000円(大型船2等椅子席限定)という破格のキャンペーンに乗じた、船旅です。

 東京竹芝桟橋を22時に出航。レインボーブリッジを抜けたところで、明朝6時からの活動開始に備え、23時30分の消灯を待たずに寝ようとしました。

 しかし、初の椅子席。なかなか寝られません。リクライニングの角度としては十分で、約30cm四方で、ほぼ水平になるレッグレストもついており、旅客機のエコノミークラスと比べたら全然快適な筈なのに。

f:id:slickrun:20200619162301j:plain

 自販コーナーで缶チューハイを買い、酒の力を借りることでようやく“気を失う”ことができました。

 伊豆大島には東海汽船の発着する港が2つあり、当日の天候によって決まるらしい。入港は岡田港。定刻どおり6時に入港。

 他の乗客が出迎えの車や路線バスに向かう中、折角だから道中全て自分の足を使おう、ということで走り始めました。

 ランニングするつもりで来た伊豆大島。早速走り出してみたものの、登りっぱなしの工程に早くも挫折。走り出して20分も経たないうちに徒歩に切り替え。

 大島一周道路から三原山頂口に向かう道に入ると、民家も少なくなり雑木に囲まれた風景になります。

f:id:slickrun:20200619162241j:plain

 2時間ほど歩いたところで、辺りの風景が開けます。

 馬の飼育場です。

 その先が最初の目的地である三原山頂口。

 三原山頂口到着が8時30分。岡田港から2時間30分掛かったことになります。

 ここからいよいよ三原山火口へ向かいます。

f:id:slickrun:20200619162220j:plain

 道は砂利ではなく舗装されており、歩きやすい。

 平坦な場所はランニングシューズでも難なく歩けましたが、次第に傾斜がかかる山道では雪も残っており、慎重に足を進めます。

 三原山頂口から30分ほどで頂上(?)に到着。

 で、火口を望むコース案内看板を見つけました。ここは折角だから一周してみようと思い、反時計回りの2.5kmコースを選択します。

f:id:slickrun:20200619162230j:plain

 舗装は無くなり、砂利と雪で覆われた道。

 雪が多く残っており更に慎重に足を進めますが、踝のあたりまで沈み込む雪道にランニングシューズで来たことを後悔しつつ、意地でも回りきろうと決意。

 それにしても歩きにくい。。。

 歩くこと20分。突如、巨大な火口が現れました。

f:id:slickrun:20200619162250j:plain

 これにはさすがに驚き、今までの苦労と疲れが消えていきます。

 デカイ、とにかくデカイ。

 両端が急斜面で足場が悪いという周回コースですが、湯気が立ち込める巨大な火口を間近くで見ることができます。

 周回コースを回り終えるまで45分。看板には35分が目安と書いてありましたが、歩き難さで時間が掛かってしまいました。

 さて、目的は果たしたので今度は下山。帰りの船は14時30出航。岡田港に戻っても良いですが、せっかくの伊豆大島なので温泉に浸かりたい。

 でも、岡田港周辺には温泉はありません。

 三原山から近い大島温泉ホテルで入るか、元町で入るか。いずれにしても道中まだ長いため、また汗をかいてしまう。

 でも、せっかく来たのだから元町にも行くことにします。

 元町へ最短で向かう御神火スカイラインが通行止めのため、別ルートで下山。

 坂道は急勾配で膝がツラい。しかしそれよりも足先、親指が痛い。

 下山の時だけ自転車を借りられないかと本気で考えながら、この苦痛から早く逃れたいという気持ちと、ペースを上げれば痛みが増す、という現実がぶつかり合います。

 痛みのためペースを上げられず、耐えること約3時間。

 T字路先に見えた“大島椿”の建物。元町に着いたと実感が沸きます。

 この町の御神火温泉で疲れを癒し、再び港へ向かうことになります。

 現時点で13時になるところ。これから温泉に浸かり、出航30分前には港に着いていなきゃ、だと、温泉でゆっくりできないかな。

 ボーっと考えながら元町港に着くと、入港地は“元町港”という表示が!

f:id:slickrun:20200619162617j:plain

 結局、岡田港には向かわずに済んで、温泉でゆっくりすることができ、結果的に道中全て徒歩を達成できました。

 今回のトピックは、何といっても三原山火口。

 都心からこんな近くで自然の驚異に触れられるのは凄いと思います。

 大きな反省点としては、ランニングシューズで行ったこと。山を甘く見てはいけませんでした(しかも、冬山だし)。近いうちに人を連れてもう一度行きたい、また東海汽船キャンペーンに乗じて。。。

 伊豆大島チャリ一周 ⇓

それでも走るか?!㊺ - slickrun’s diary

 

プライバシーポリシー