【『人物で読み解く世界史365人』という本】
何気なく手にした分厚い本。
学生時代に世界史をとっていたので、懐かしい人名が多数。
思わず買ってしまいました。
『人物で読み解く世界史365人』
紀元前の古代エジプト、ギリシャ、そしてローマ帝国あたりから始まって、最後は手塚治虫(?)。
人物に興味が湧いてもっと知りたくなれば、最下段欄外の「推薦図書」で掘り下げられます。
通して読んでみた感想としては・・・
人物を中心に描かれている方が、記憶に残りやすい。
人が生まれて死んでを繰り返すことで歴史ができてますから、時間で人同士のつながりを捉えると歴史の流れをつかみやすい、と今更ながら気づきました。
「あの人とこの人は、同じ世代なのか」「この王の次は、この王なのか」と、つながりに興味が湧きます。
興味が湧いて自分から取りに行く情報は記憶に定着しやすいんですよね。
学生の頃の丸暗記苦労はなんだったのか。
学生の頃は、まず年号ありきで出来事を順に覚えていきました。
当然、そのように教えられたから。
そして、最も苦手だったのが「世界史地図」の理解。
時代によって国や大きさが変わります。
人物から入ると、例えば「◯◯は領土拡大に熱心で、この時代は△△も領土だったのか」など、その時代の世界地図が後から頭に入ってきます。
10代の頃の自分に教えてあげたい・・・。
1、2ページの読み切りなので、仕事の合間などの気分転換になります。
450ページ近いボリュームで、読み終えた時は達成感に浸れましたし。
掲載は365人分。
1日1ページを1年かけてめくっていくのも、面白いかもしれませんね。