それでも走るか? 302 教養を身につけるきっかけに
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【『人生に必要な教養は中学校教科書ですべて身につく』という本】
ランニングで身体に汗をかいてばかりでなく、たまには頭で汗をかかなきゃ、ということで。
教養を身につける、という話です。
新聞読むにも、基礎知識は必要だったりするわけで。
中学の公民の教科書知識をしっかり身につけていれば、サクサクと理解できる。
実際に読んで見ると、こんな難しいこと習っていたっけな?という印象。
地理、歴史、公民、理科、数学、国語、英語、道徳。
例えば歴史。
自分が習った頃とは内容が変わっているらしく、ここ◯十年で判明した史実が反映されています。
社会人になって、役立ったことは一度もない史実の年号。
テストに出るからと、ゴロ合わせで年号を覚えたりしていました。
因みに、鎌倉幕府の成立時期って“イイクニ(1192)作ろう鎌倉幕府”と覚えましたが、今では1183年とか1185年と、諸説出てきているそうです。
コロコロ変わる年号。
歴史を学ぶ上で需要なのは、時代の流れと、起こったことの経緯ですね。
数十年ぶりに目にする、懐かしい単語に触れるのもおもしろいものです。
この本を読んだ後は、教科書を読まないと趣旨どおりではなくなりますが、教科書を単品で購入するのは、なかなか面倒そう。
お子さんが使っている教科書を容易に手に取ることができる方は、わざわざ書籍を買わなくても家にある教科書で必要な教養は身につけられますよ、ということでしょう。
余談ですが、
古代ギリシャ哲学、エピクロス派が重視したのは“快楽主義”。
この場合の「快楽主義」は学問への没頭など、知的活動に喜びを感じるという意味での“快楽”だそうです(酒色に溺れる意味の“快楽”ではありません)。
大人になり、気楽に取り組んでみると、学ぶことが“快楽”だという感覚が、少~し分かります。
子供の頃に、学ぶことが“快楽”だと実感できていれば、少しは・・・。