【『超リテラシー大全』という本】
人々が感心を持つ、一般的なテーマについて、“その道のプロ”、それなりに肩書を持った方が、要点をかいつまんで簡潔に解説している書籍です。
よくまとまっています。
個人的には興味のあるテーマばかりでしたが、興味のなかった分野に関しても、話のネタになりそうなことを知ることができました。
ただ、字数が限られているせいでしょうか。表現が単刀直入すぎる箇所もあったり、広く浅く、なので、ちょっと物足りなくも感じます。
興味を引いた箇所は、別途、関連書籍を探して理解を深めていけばよいのでは、と思います。
関連書籍といえば・・・
興味をもった分野については、関連書籍を何冊も続けて読むことがあります。
関連書籍を何冊も読んでいると、同じテーマについて全く逆のことが書かれていることがあったりします。
なので、たまたま手にした1冊の本を信じてしまう、一字一句すべてを鵜呑みにするのもどうかと思ってしまいます。
作家の佐藤優さんは、あるテーマを学ぶためには関連する書籍を最低3冊選んで、並行して読みすすめた方が良いといいます。
特に、新しい分野の書籍などは不確定要素が多いので、3冊の意見が一致していることを真実として認め受け入れているとのこと。
やみくもに信じるのではなく、真実の見極めが大事です。
しっかり校正あれた書籍でさえ、曖昧な情報が書かれているとすれば・・・気軽に書けて簡単に公開できるネット情報は、うかつには鵜呑みにできませんね。