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slickrun’s diary

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それでも走るか? 429 ランニングも読書も、達成感は大事です

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   【『欲望の錬金術』という本】

ランニングが気持ちの良い秋は、”読書の秋”でもあります。
先日、ふらっと立ち寄った本屋で、ある本が目に止まりました。

まずは題名に惹かれて。
表紙の硬さ、字の詰まり様や、ページをめくったときの指ざわりが好み。
ろくに中身を確認せず買ってしまいました。

さっそく読み始めてみると、原文の言語感が色濃く残っているためか、普通の翻訳本より読みにくさを感じます。
Amazonの口コミを見てみると、翻訳のスキル不足を指摘した記述も見られました。
解りにくい文章を何度か読み返しながら読み進めていくと、第二章(サイコロジックの応用)あたりから面白くなってきました。

本の特徴としては、欄外の注釈の数が多いんです。
しかも、1つのセンテンスが長い。
そしてこの注釈が、面白いんです。
レストランのメニューに料理の写真を付け加えると、お客さんが払おうとする金額に制限が掛かりがち、と書かれています。
このセンテンスに対する注釈として、日本だけは例外であると書かれています。
筆者はレストランの入り口のショーケースにある”蝋”(?)で作った食品サンプルのことを論じているようですが・・・
サンプルを見て美味しそうだから選んでいるわけではないだろうし。そもそも、最近はサンプルを置いているレストランはあまり見かけないし。
こういった、考え方の偏った記述が面白かったりします。

字がぎっしり詰まっており、改行も少なくて。
途中で読むのをやめようかとも思いましたが、結果的には読み切ってよかった。
ページ数は500ページ近くあり、読破したときは達成感に浸れました。

ランニングと同じく、読書も達成感って大事ですね。

 

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