それでも走るか?!107 【お勧め】熱い友情 逆転もの 刺激とストーリーに満足
当ブログではアフィリエイト広告を利用しています
【フォードvsフェラーリ】
自宅でストレッチしながら、何気なく観始めた映画が激面白かったので紹介します。
元レーサとしてル・マン24時間レースでアメリカ人初優勝を遂げたカーデザイナーのキャロル・シェルビーと、凄腕ドライバー、ケン・マイルズが中心となり、ル・マンの王者、フェラーリに戦いを挑む実話に基づいた物語。
フェラーリ打倒が映画のメインテーマと思いきや、フォード側の政治的抗争がストーリーの中心として描かれています。
フェラーリ社長の言葉に怒るフォード社長。
フェラーリ社長がイタリアのマフィアのボスに見えてきます。
営利を追求する企業と純粋に走りを追求する男達との軋轢。
意義と目的は異なるけど、同じゴールを目指します。
いい歳して殴り合いのケンカをするケンとシェルビー。
自分は、本気で議論を交わすことがなくなってきたなぁ。
フォードの新車発表イベントで関係者、来賓に向けたキャロル・シェルビーのスピーチ。
何をしたいか。知っている者は幸せだ。仕事が苦にならない。
成功するまで、とことん進む。
立場とか、しがらみとか、数々の条件下で、結局、納得できず、“やらされ感”を持ちながら日々の仕事に追われる自分にとっては、羨ましく思いました。
情熱を持って仕事したいものです。
フォードGT40は、今見てもかっこいいと思える車です。
昨年(2019年)、限定50台、約2,400万円でレプリカが発売されていました。
滑らかな曲線のボディは、古さを感じさせることなく美しい。
カーレースものは、スピード感と音でテンション上がります。
映画館で観て、爆音を身体で感じてみたかった。。。
実話に基づくことが、ストーリーの説得力を増しています。
ストーリーも、映像も音も満足できた映画。
オススめです。