それでも走るか?! 269 ランニングは鬱に効くらしい
【「癒やしのランニング」という本】
モヤモヤしてたり、イライラしてるときに思い切って走りに出ると、スッキリします。
そんな効果のランニングを鬱の治療に取り入れてみました、という本です。
ランニングするとセロトニンという物質が脳内に分泌されます。
ドーパミンやノルアドレナリンと並び、「しあわせホルモン」とも呼ばれるセロトニン。
精神を安定させる効果があり、睡眠、体温調節などの生体リズムに関係しています。
抗重力筋を使うとセロトニンが活性化されるそうで、抗重力筋に刺激を加えるのはジャンプ運動です。
走る行為は片足ずつ小さなジャンプの連続。
したがってランニングが有効、というわけです。
もちろん、ただ走っているだけではダメで、セロトニンの原料も摂らなきゃいけません。
セロトニンの原料となるのは必須アミノ酸の一つである「トリプトファン」という物質。
大豆や乳製品に多く含まれています。
ランニング後に、牛乳や豆乳でシェイクしたプロテインを飲めば完璧ですね。
ダイエット、体型維持や、腕を振ることによる肩こり解消に加え、鬱の予防にもなるランニング。
セロトニンの精神を安定させる効果のせいか、何か悩みごとがあったり、仕事で壁にぶつかってたりしたとき、ランニング中に解決法が見つかることってよくあります。
答えが降りてくる感覚。
今日も答えに期待して、走りに出かけることにします。