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slickrun’s diary

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それでも走るか? 472 明けの~宵の~

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       【金星】

今朝のランニングは、雨でお休み。
昨晩呑みすぎたので、休むにはちょうど良い口実です。

冬の早朝ランニングは、寒さとの戦い。
寒い寒い、とにかく寒くて冷たくて。
でも、空気が澄んでいて、晴れた日の空は格別です。

私が走る時間帯に限って現れるのが“金星”です。

早朝、市街地の照明があっても、空が白み始めてもひときわ明るい光を放っている金星。
夜が完全に更けると見えなくなります。
なぜか。

金星は、地球と同じく太陽の回りを回る惑星。
太陽に対して、地球よりも内側を回っています。
地球から金星は太陽の方向に見えます。
自分のいる場所=日本が夜中ということは、太陽の位置は真逆ということ。
太陽が完全に隠れている夜中には金星も視界の外、というわけです。

金星は地球と同じ構造を持ち、大気を持ち、大きさも重さもほぼ同じ。
かつては海があった可能性も論じられています。
でも、太陽に近かったせいで表面温度は平均約460度。
もう少し、太陽から離れていたら生命が存在してたかも。

そんなことをボーッと考えながら、空を見上げて走っています。

東京の空気は、車の排ガスや工場の煙などが垂れ流しだった頃に比べたら、少しはきれいになったのでしょうが、街の明るさで星々はほとんど見えません。

星の見えない寂しい空に燦然と輝く金星。
夜明けのグラデーションとのコラボが、また格別。
寒い冬の早朝ランニングの、ささやかな楽しみです。

 

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