それでも走るか?!163 “飲むだけ”“食べるだけ”の視力回復
【視力を回復させる方法】
視力が落ち続けています。
疲れたら休むようにはしているものの、毎日、PCにかじりついて30cm前方ばかりを見続けている生活。
そりゃ、遠くが見えなくなるのも当たり前。
目を休ませても、視力が回復するわけではありません。
とはいえ、面倒な方法は続かないし。
“飲むだけ”“食べるだけ”で回復の手助けになる方法について、まとめてみました。
『メグスリノキ』
樹皮を煎じたエキスで直接目を洗うことで、目のかゆみや“目やに”に効果があると、江戸時代のころまで使われていました。
現代では、飲むと肝機能が良くなることからその効能が見直されています。
煎じて飲むと、目の機能低下によるトラブル、視力低下の改善に効果があるとされています。
『決明子(ケツメイシ)』
別名「ハブ茶」。中国では昔からその効用が評価されていました。
肝疾患改善、高血圧予防などに用いられていた決明子。
漢方では、目は肝臓に繋がっている、という考え方があり、決明子は肝臓の機能改善を図ることで目を良くしていく薬です。
『ブルーベリー』
欧米では医薬品扱いのブルーベリー。夏に収穫し、ジャムにして保存するのが欧米の伝統。
果実だけでなく葉もあわせて使われます。
糖尿病、壊血病、結石などの治療に使われていました。
現代では、ブルーベリーに含まれる「アントシアニン配糖体」という色素が、人の生理機能の活性化、視力回復に効果があることがわかっています。
『菊花茶』
肝臓や腎臓の機能促進、ウイルスに対する抑制作用、毛細血管の抵抗力を増強する働きがあります。
決明子と同じく、肝機能改善により目を良くするという考え方。
また、毛細血管を増強することにより眼底出血の予防が期待できる、というわけです。
『ナズナ』
別称「ペンペン草」。七草粥で使われる野草。
かすみ目や目の痛み、眼精疲労にもよく効く民間薬として、古くから用いられてきたそうです。
今回は、煎じてお茶代わりに飲めるものを中心にまとめてみました。
大切なのは、継続して身体に摂り入れること。
これからの季節、麦茶代わりに冷蔵庫に冷やしておくのも一考です。
飲みやすいものを選んで、続けてみようと思います。
※参考にした本:『疲れ目・視力減退にぐぐっと効く本』