それでも走るか?!⑮ モチベーションの保ち方とは・・・
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【モチベーション】
先日、友人から「運動が続かない」との相談を受けました。
彼は会社の健康診断で生活習慣病の可能性を指摘され、継続的に運動するよう指導されたとのこと。
彼は早速、スポーツジムに入会しました。お金を使えば“もったいない感”が働き、続けることができると思ったらしいですが、準備が面倒なこと、行けるのが混雑している時間帯のため、使用したい器具やシャワー室を待たなきゃならないことで早々に挫折。そこで手軽に始められるランニングに目を付けましたが、退屈さと身体的苦痛に耐えられなくて続かず。
そして私に相談してきました。
私がランニングを続けている理由を「手軽に始められて適度な達成感を得られるから」と説明しても、健康上しなければならない義務や太りすぎの改善など、明確な目的すら無いのに、どうして続けられるのか、と友人は訝しがります。
友人の言うとおり、美しく毎日変化に富んでいるわけでもない退屈な景色の中、身体に負荷を掛け続けているのだから辛い、苦痛です。
しかし私は医者から指摘されたのでも、ダイエットのためでもなく続けています。
友人に分かりやすく説明するために、自分はどうして続けられているのか、を改めて自問してみることにしました。
そこで参考にしたのが、、、
【なぜ、あなたのやる気は続かないのか(平本あきお 著)】
本によれば、やりたい(やらなくてはいけない)行動を「苦痛」と結びつけるのではなく「快」と結びつけること、と書いてあります。
その「快」の見つけ方や長続きさせる方法は本の中で詳しく解説されています。
自分にとっての「快」とは何だろう。
ランニング後の行動を思い返してみました。
・火照った臀部から足先に掛けて冷水シャワーを浴びると気持ちがいい
・30分掛けて行うストレッチが気持ちいい
達成感とは心理的なものですが、身体的にも気持ち良さを感じていたのです。
冬でも足に当てる冷水が気持ちいいのは、ランニングしている人でないと分かりにくい。また、以前は面倒でやっていなかったランニング後のストレッチを継続できているのは、ストレッチで気持ち良くなれることに気づいたから。
ランニング後、ストレッチによって確実に得られる気持ち良さがランニング中の辛さに勝っているので、私にとってのランニングの印象が「快」となっています。
その「快」を求めて続けているうちに、いつのまにか走らないと気持ち悪い、という感覚を抱くようになりました。
このことが更にランニングを持続させる後押しとなっています。
この本に書かれていることと、自問することで得た自分なりの回答を再び友人に伝えたところ、やっと納得してもらえたようです。
人によって「快」は様々なので、いかにランニング後の「快」を見つけるか、が鍵だと思います。
その手助けとなるのがこの【なぜ、あなたのやる気は続かないのか(平本あきお 著)】という本です。
ランニングに限らず、続けなきゃならないことが続かない人には、お勧めの書籍です。